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映画の名脇役! ニューヨーク公共図書館が舞台の映画アーカイブ

ニューヨーク、マンハッタンの五番街と四十二丁目がクロスする交差点。

 

一流店が立ち並び、観光客が多く訪れる場所にニューヨーク公共図書館はあります。

 

現地ではニューヨークパブリックライブラリー(New York Public Library)と名が付いていることから、「ニューヨーク市立図書館」と訳されることもありますが、ニューヨーク市などの自治体が運営しているわけではなく民間からの寄付によって成り立っている”公共”図書館です。

 

ボザック調の荘厳な建築が、ニューヨークの街に違和感なくたたずんでいます。

 

 

ニューヨーカーや、ここの資料を必要とする研究者たちに愛され、ニューヨークを舞台とする映画にも多く出演しています。

 

ニューヨーク公共図書館が出てくる映画一覧

 

作品名 公開年 NYPLの登場シーン
ティファニーで朝食を 1958年 ポールがオードリー・ヘプバーン演じるホリーに、自分のお気に入りの場所として紹介した図書館。
ゴーストバスターズ 1984年
スパイダーマン 2002年 主人公のピーターが、この後に起こることを予測できず、「勉強をする」といって伯父さんに送ってもらった場所。
デイ・アフター・トゥモロー 2004年 図書館の正面から高波が押し寄せ、サムが避難場所として選んだ場所。館内に避難した主人公たちは本を焼いて暖をとるるなど、図書館でほとんどのシーンが撮影されています。
セックス・アンド・ザ・シティ ザ・ムービー 2008年 サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーが、長年の恋人のビッグとの結婚式の会場として選んだ場所です。

 

図書館で結婚式(2008年/セックス・アンド・ザ・シティ ザ ムービー)

 

 

映画「セックス・アンド・ザ・シティ ザ ムービー(SEX and the CITY the movie)」で、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーが、長年の恋人ビッグとの結婚式の会場として選んだ場所です。

 

キャリーが本の返却のために図書館を訪れたときに、そこで結婚式の準備をしているところに遭遇し、ひらめいた!という様子が表現されていました。

 

 

読書家でライターでもあるキャリーが図書館で結婚式ってとても素敵!!と思ったのものの、

この後ビッグが・・・という話でしたね。

 

「セックス アンド ザ シティ」は、1998年から2004年に放映されたアメリカの大人気連続テレビドラマです。

 

主人公のキャリーが本好きのライターとあって、ドラマの中でもこのニューヨーク公共図書館は何度か登場しています。

 

ドラマシリーズの最終シーズンにあたるシーズン6で、元パーティクイーンのレキシーが「ニューヨークは過去のもの」というセリフを残し、高層階から転落するシーンがあります。

 

ニューヨークが人生そのものであったキャリーも、このときに心を決め、当時の恋人を追ってパリへと立ちます。

 

このことからも分かるように、このドラマの主役のひとつはニューヨークです。

 

観光客が訪れるニューヨークの名所ではなく、ニューヨークの様々な日常を存分に見せてくれたドラマでした。

 

ですから、地元ニューヨーカーに愛されるニューヨーク公共図書館が登場しないはずがありませんね。

 

図書館でデート (1961年/ティファニーで朝食を)

 

図書館で結婚式がありなら、もちろんデートの場所としても”あり”です。

 

「ティファニーで朝食を」で、ポールがオードリー・ヘプバーン演じるホリーに、自分のお気に入りの場所として紹介したのがここでした。

 

作家・ポールの個性が生かされた選択で素敵です。

 

ちなみにホリーのお気に入りの場所はもちろん「ティファニーニューヨーク本店」です。

 

その後、ホリーはひとりでもこの図書館を訪れるようになり、婚約者の身辺調査をしたり・・・と、度々登場しました。

 

図書館前で大事件(2002年/スパイダーマン)

 

図書館で起こることは、いつもロマンチックなことばかりとは限りません。

 

スパイダーマンの主人公ピーターは、賞金稼ぎのためにプロレス大会に出場することにします。

 

しかし、正直にそのことが言えず「図書館で勉強する」と嘘をついて、伯父さんにこの図書館まで車で送ってもらいます。

 

その後、この図書館の前で伯父さんは事件に巻き込まれてしまい、その贖罪の気持ちを背負って、ピーターはヒーローとなり、ニューヨークの街を守ることを決意します。

 

スパイダーマンでは、ほかにもニューヨークにあるコロンビア大学ロウ記念図書館(Law memorial library)が登場します。

 

ここも、NYPLと同様、ボザール様式の美しい建築として有名な図書館です。

 

図書館に避難(2004年/デイアフタートゥモロー)

 

図書館の正面から津波が押し寄せるという衝撃的なシーンに加え、館内に避難した主人公たちが本を焼いて暖をとるという場面で、本の価値について考えさせられたのが「The Day After Tomorrow(デイ・アフター・トゥモロー)」です。

 

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人間が作り出した『地球温暖化』をテーマにした内容ですが、人間による環境破壊から起きた災害にもかかわらず、自分たちの命を守るために図書館に避難した上、そこにある財産を燃やすのか?

 

図書館に避難した気象学者の息子サム、司書、図書館の常連さんが繰り広げる会話の中で、書物に対する価値観の相違が顕著に現れ、とても見応えがあります。

 

映画の中には、ニューヨーク公共図書館が実際に所有している、ものすごく貴重な書籍の名前が、会話の中に出てきます。

 

それらは何でしょうか?

 

ぜひ、実際にその会話を聞いてみてくださいね。

 

また、この映画では司書の活躍もありました。

 

彼女が司書としての役割を存分に生かして人の命を守り「燃やす以外にも本は役に立つのよ」と名台詞を残したシーンはグッときます。

***

かつてオードリーが通い、時代を超えてキャリーが通ったおしゃれスポットとしても人気の高いNYPL。

 

しかも、図書館は変わることなく、いつもそこにいてくれます。(氷河期を描いた「デイ・アフター・トゥモロー」でも生き残った!)

 

ここに挙げた作品以外にも出演作はありますし、きっと、これからもまた、ニューヨークを舞台にした映画でその姿をみることができるでしょう。

 

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