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台北図書館新北投分館 台北の温泉街にある癒しのエコ図書館

 

台湾に、日本の温泉街とよく似ている地域があります。

 

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実は、日本同様に台湾も温泉大国なのだそうです。

 

その中でも最も古い歴史を誇るのが「北投温泉」で、それを有する地区が北投です。

 

1896年に日本人がこの地に台湾初の温泉宿を開いて120年になりますが、現在も地域住民に愛されています。

 

台北のMRT(地下鉄)で、観光名所の「淡水」へ向かう淡水信義線に乗り、途中の「北投」で新北投支線に乗り換えると、たどり着く場所は、北投温泉地とも呼ばれる「新北投」駅ただひとつです。

 

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そこで降り立つと、目の前には日本統治時代の面影が残る古い風情の温泉街が広がります。

 

ふわりと硫黄が香り、見上げると、温泉から湧き出た湯気も見えます。

 

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駅の正面にあるのは北投公園。

 

この公園の中に「エコ図書館」の愛称で呼ばれる台北図書館新北投分館があります。

 

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亜熱帯の植物が多く立ち並び、散策道やベンチが置かれ、自然を楽しみながら散策を楽しめます。

 

午前中は、地元の方がこの公園で会話を楽しみながらカンフーのような体操をしている姿が見られます。

 

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その北投公園の中をまっすぐ進むと、図書館の裏側にたどり着きます。

 

 

意識して気をつけなければ、図書館だと気がつかず通り過ぎてしまうかもしれません。

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図書館の建物は、木造を主体に鋼材が組み合わされ、大きくて背の高いツリーハウスのような外観になっています。

 

樹木が生い茂る、豊かな自然に恵まれた北投公園とあまりにうまく共存しているのです。

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自然の風景を巧みに生かしたエコへの徹底ぶりは素晴らしいものがあり「エコ建築九大指標候補証書」を獲得したというのも納得です。

 

 

台北図書館新北投分館が、「エコ図書館」と呼ばれる理由は、他にもたくさんあります。

 

たとえば、建物全体に床まで届く大きな窓が使われており、自然光をふんだんに取り入れています。

 

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ベランダの手すりにも特殊な細工があり、垂直の木製格子が室内に入る熱放射を抑え、節電効果を生んでいます。

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館内の塗料にはエコ材料を使用し、環境汚染や有毒物質の排出を極力押さえています。

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たくさんの工夫に満ちた館内

 

目に見えないところにも徹底した環境への配慮が施されています。

 

屋上の芝生に特殊な排水設計を施し、天然の雨水などを貯水し、植物の水やりやトイレの水に使っているそうです。

 

さらに、屋根にも太陽光発電パネルを設置し、昼間の日光で160000Wの電力を貯蔵しています。

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図書館のテラスから望む北投公園

 

 

図書館独特の静寂さが、木造建築やその環境を作り出す自然によってより引き立てられ「エコ図書館」の愛称に納得も、同時に「ヒーリング図書館」とも言えます。

 

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公園で森林浴や散策を楽しみ、書物と自然の香りに包まれながら読書をし、温泉でゆっくり温まる。

 

 

そんな、他では経験出来ないような癒しの旅を実現してくれるのが北投です。

 

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とても癒される空間でした。

 

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図書館の正面側

 

▼台北図書館新北投分館への詳しい生き方やおすすめの観光ルートについてはこちらの記事で詳しく書いています。

台北旅行の穴場! 温泉ついでに図書館へ行こう Biblio Hackより

 

休館日が不定期なので、この図書館を目的に旅行される方はご注意ください。

台北図書館新北投分館
開館時間:8時30分〜21時(日・月は9時〜17時)
休館日:不定期
Wi-Fi:あり
撮影:許可が必要
カフェ、レストランなど飲食スペース:なし
ホームページ(日本語) : http://japanese.tpml.edu.tw/

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▼台北には、おもしろい書店もあります。

五感を刺激し、思考の旅に出るお手伝い 台湾「世界一美しい本屋」 Biblio Hackより

 

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  1. 2018年 9月 25日

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